庭のある暮らし

アナベルの剪定とドライフラワー

明日から9月ですね!

アナベル

相変わらずの暑さですが、シェードガーデンのアナベルを見ると、少し涼しげで癒やされます。これから、徐々に茶色くなっていくのですが、まだまだ暑い時期のガーデンの主役です。

アナベル(西洋アジサイ)とは

アナベルは西洋アジサイ(アメリカアジサイ)とも呼ばれます。咲き初めのグリーンから、真っ白に、夏の終わりにはまたグリーンになって、秋になると茶色く変化していきます。大きい花なのですが、主張しすぎずに品が有ります。周囲の草花とも調和しますので、どこに植えても大丈夫。暑さ寒さに強く育て方も容易で、剪定も簡単な、とても美しく育てやすい花。一家に一鉢どうぞ!!と言っても良いくらい、オススメです。

さて、そんなアナベルは前回のアジサイと剪定の時期が違います。アナベルは来年の新芽に花をつけるので、3月の雪解けで剪定しても大丈夫なのです!お盆の暑く忙しい時期に剪定しなくても良いなんて、なんて優秀な子なのでしょう。

青森では、雪で折れるのも嫌なので、雪囲いの時期に剪定してしまうのが良いと思います。剪定してから、添え木をして雪囲いして下さいね。

アナベルのドライフラワー

この時期は、まだまだ花を楽しめるのですが、アナベルのもう一つの魅力はドライフラワー。乾いたグリーンの花はとてもドライにしやすいですよ。(白い花の時は水分を含んでいるので駄目です)。

アナベル

それでは、ちょっと可哀そうですが、この時期の剪定は花の体力を残す事にも繋がりますので、心を鬼にして切っちゃいましょう。まずは、こんな感じで、花から30cm前後下の、節の上で切りましょう。

アナベル

花壇にそのまま残す花、ドライにする花のバランスを見ながら、剪定します。ブーケが出来ました。

アナベル

次は、下葉を落とします。アナベルの葉は、日本アジサイの葉に比べて薄いのです。落葉低木だから。日本アジサイは常緑低木です。

アナベル

葉っぱを落としてまとめたら、長さを揃えて茎を切ります。ちなみに今回のモデルさんは僕です。顔出しNGですが。

マニアな方は知ってるかもしれませんが、実は左利き!でも、はさみは右なんですよね。包丁とか、ノコギリは左です。


アナベル

輪ゴムとか、麻縄で結びます。麻縄はなんとなくオシャレに見えるので、便利でよく使います。

アナベル

こんな感じで、さかさまに吊るしてあげます。ハンギング法と言います。お花は頭でっかちなので、こうしないと茎が曲がってしまいます。お隣は、先日作った先輩。いい感じに色が抜けてきていますね。

さて、こんな感じで、アナベルのドライフラワーの作り方はこんなに簡単。ブログもサクッと書き終わります。

さて、まとめです。ポイントは3つ。

  • 1 時期・・・白くなった後のグリーンで、花びらが固くなったとき。
  • 2 タイミング・・・天気のいい日を選びましょう。雨上がりは湿っているので駄目です。
  • 3 場所・・・直射日光の当たらない風通しのいいところに吊るしましょう。

ドライフラワーが出来たら、一輪挿しに刺してもいいし、スワッグにしても、リースだって作れます。もちろん、このまま吊るしておいても大丈夫。

植えても、ドライにしても素敵なアナベル。おまけに花言葉が「ひたむきな愛」またいいじゃないですか。アジサイは「浮気」です。花色が変わるからなのでしょうが、すごい違い。

そんな魅力咲き乱れる、アナベルのドライフラワーの紹介でした。

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