今年もフランネルフラワーの季節がやってきました。
近年、オージープランツが人気有りますが、その中でもひときわ人気者です。
星の形の様な花姿で、
細かな産毛が密生している独特のお花。
毛織物のフランネルに似ているのでついた名前です。
ちなみに生地のフランネルは、フェルトの仲間。
ネルドリップのネルは、コットン・フランネルを使っています。
ネルシャツのネルはフランネルのネル。(豆知識)
フランネルフラワー’リトルエンジェル’
これは、’リトルエンジェル’
大輪のタイプですね。フランネルフラワーといえば、
こんな花姿を想像する方が多いと思います。
岐阜県で栽培されて、ジャパン・フラワーセレクションも取っています。
オーストラリア産まれの岐阜育ち。帰国子女ですね。
フランネルフラワー’ハニーマスカット’
こっちは、’ハニーマスカット’
花がイエローがかっています。
フランネルフラワーの特徴の一つが、花びらの先端に入る緑色なのですが、
黄色と緑の組み合わせは、なかなか他の花では見られないと思います。
ポケモンのリーフィアの色。
フランネルフラワー’天使のウインク’
こちらは、’天使のウインク’
従来のフランネルフラワーよりも、
小輪で花がたくさん咲く新しい品種。
寄せ植えに使いやいですね。
現在、これらの3種が入荷中です。ぜひ店頭で見比べてみて下さい。
フランネルフラワーの育て方
さて、そんな細かな毛で覆われたフランネルフラワー、
その毛は雨を弾く為に有るのです・・・という事は、乾燥を好むお花なのですね。
そして、暑さ、寒さを苦手とするデリケートな子です。笑
置き場所
まず大事な置き場所ですが、日光が大好きです!
ただ、後述しますが多湿が苦手ですので、
明るく風雨を避けられる一等地においてあげましょう。
青森の場合は、寒さを避けて暖かくなったら外に出して日光浴、夏場は半日陰。
今の季節は夜は玄関か風除室です。
植え替える際は、水捌けの良い土にしてあげましょう。
根は弱いですので、あまり崩さずに丁寧に植え付けます。
水やり
とにかく多湿が苦手!!
ですが、乾かし過ぎてももちろん枯れてしまいます。
基本の「土が乾いたらたっぷり」で大丈夫です。
ただ、水やりは朝にして、日差しの強い日中は蒸れるので避けましょう。
土
フランネルフラワーは酸性を好む植物です。
ブルーベリー用の土とか、ピートモスを足してあげると良いです。
剪定・花がら摘み
蒸れに弱いですので、花がらをしっかりと摘んであげます。
枯れた葉を取り除いたり、切り戻したりすることで、
風通しを良くしてあげると、蒸れにくくなります。
置き場所と水やりにさえ気をつければ、そこまで難しくはないフランネルフラワー。
花期も長く楽しめますし、ドライフラワーにしても趣が有ります。
とっても愛らしい花ですので、ぜひ育ててみて下さい。