新築時に外構工事まで考えないで、あとで後悔する事7選!第4位
お庭の工事をしたいのに、重機が入らなくて工事が出来ない・・・
そんなケースがございます。
お庭の工事って、見えない部分の基礎や土の掘り起こしって結構あります。
20㎥、30㎥の掘り起こしなんてあたりまえ。
そこを手を抜いてうわべだけの工事にしてしまうと、
あとで塀が崩れたり、地面が沈んだり、雑草畑になったり、
大変な事になってしまいます。
そしてその工事は重機(バックホーと言われるショベルカー)が無ければ始まりません。
(軽い工事なら大丈夫です)
工事範囲が道路に面しているといいんです。
重機が道路から入りますので。
問題は、道路から建物を挟んで裏側がお庭です。ってお家。
しかも左右に重機の搬入経路が無い時。
2mは欲しいけど、そんなに空いているお家はほとんどありません。
ここに、新築完了後に理想のお庭を作りたいとなっても、
出来ない事が多すぎるのです。
土留め(擁壁)を作るのにも、花壇や家庭菜園を作るのにも、
結構な量の土を掘らなければなりません。
ダンプカー15台分くらい。
それを小さな重機で掘って(それしか入らないので)、
出た土をネコ車(一輪車)でグルっと前面の道路まで運んで、
車高の高いダンプカーの荷台に下ろして、それを15台捨てに行く・・・
途方もない作業です。
ちなみにこれがネコ車。
猫のように狭い場所でも移動できるのでこの名前です。
われわれは「ねごっ!」って通常は呼びます。笑
それでも、ここのお家はお客様のご理解も有りまして、
妥協するところは妥協し、今から出来る事をさせていただく事になりました。
でも、僕としては、もっと最初から(住宅着工前から)相談してもらえれば、
同じくらいの費用でもっと選択肢が増えたのに・・・
って思わずにいられません。
苦労をしたり、我慢したり、余計な費用を払わされるのは、
いつもお客様。
例え外構工事をすぐにやらないにしても、
将来の青写真を見越して、建築と外構はセットで考えましょう。