庭のある暮らし

アメリカシロヒトリの大量発生(閲覧注意)

アメリカシロヒトリの大量発生

今年はアメリカシロヒトリが大量発生しています。

「アメシロ」と呼ばれる白い蛾で、

多くの樹木(特に落葉樹)を食害します。

繁殖力が凄いため、あっという間に葉を食い散らかして、木がまるぼうずになります。

今年は暑さと湿気のせいか、驚くくらい大量発生していまして、

街路樹なんか見るたびに、無残に食い散らかされています。

アメリカシロヒトリに毒はありません

アメリカシロヒトリ

実は、アメリカシロヒトリは毒が無い毛虫(蛾)です。

成虫は白くて(少しだけ)かわいい。

別に、手についても問題ありません。(アレルギーの有る方は別です)

ただ、もう不快。

大量に発生しますので、見ていて気持ち悪いですし、

葉っぱが食われるので、木は光合成が出来ず生育が弱まりますし、

風に乗って上から降ってくる事や、洗濯物に付く事も有ります。

非常に嫌われている害虫です。

アメシロの駆除方法

アメシロ

アメシロの幼虫です。

この大きさになってると、ほぼ手遅れ。木も丸裸になってるのではないでしょうか。

もうその辺りに何百匹もお散歩しています。

食べるものが無くなると、普通に道路を横断して、隣の樹木を食べに行きます。

この状態は、とにかく、見つけ次第、殺虫剤。

(風が吹いて自爆しないように風上から)

一番駆除しやすいのがこの状態です。

木に蜘蛛の巣みたいなのを張って、巣を作りやがるのです。

その中で、卵が孵化し、葉を食べながら大きく育つのです。

ほんと大量に細かい幼虫がウネウネしていて気持ち悪い。

枝ごとバッサリ切って焼却がよいのですが、ハードルが高いですので、

切ってゴミ袋に入れて、踏んづけて、殺虫剤をかけて処分します。

でも、それも普通の女性には厳しいと思いますので、

とりあえず、殺虫剤をかけましょう。

最近の殺虫剤は遠くまで飛ぶものも有りますので、庭木程度なら十分届きます。

樹木が凄く高い時、多い時は、エンジン式の噴霧器を使うのですが、そこはプロの領域なので頼みましょう。

殺虫剤ですが、スミチオンやオルトランなどの園芸用の殺虫剤が一般的と書いていますが、

普通の人は持って無いですので、キンチョールで大丈夫です。

(口に入れるものにはかけないように)

アメシロの季節

従来から、6月、9月はアメシロの季節と言われています。

暑くて、湿気のある季節。

でも、最近は、5月、8月から発生する事も多く、

ここでも温暖化の影響が見えます。

という事で、アメシロは今が対策時ですので、

庭木を見て、早めに対処いたしましょう。

樹木でなく、スギナとか雑草食べててくれれば益虫なのに…

アメリカシロヒトリで検索掛けたら、一番上に出てきたのが、

弘前市のホームページ。すごい!

アメリカシロヒトリについて-弘前市

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