新築住宅の打ち合わせは大変ですよね。でも・・・
よくお客様から新築時の外構(エクステリア)のご依頼を頂きます。
住宅の打ち合わせって大変なんです。間取りを決めて、外装を決めたら、
水回りや照明設備を決めて、クロスやカーテンも決めなきゃダメで、
毎週毎週、何時間も拘束されて、お弁当食べてまた午後の部とか・・・
僕も前職は住宅の設計をしていましたので、その大変さはよくわかります。
その結果、外構工事の相談に来るのは、多くの方が住宅の打ち合わせが終わってから。
住宅の工事が始まってからってのお客様の方が多いです。
そして、いざ打ち合わせを始めると、
「ちょっと待って!それ手遅れです!」
なんて事が多々あります。
そんな時は、要望に応えられなかったり、無駄な費用がかかったり、設計をしていてどうにも心苦しくなります。
「なんでもっと早く相談に来てくれなかったのですか?」
心の中で、毎回つぶやいてます。
大事な事なので以下にまとめますね。お客様はもとより、ぜひ住宅メーカーさんにも読んでいただきたい内容です。
新築時に外構工事まで考えないであとで後悔する事7選
- え!銀行融資に含められるの!
- GL(地面の高さ)の間違い
- カーポートが収まらない
- お庭を作りたいのに重機が入らない
- 無駄な費用の発生
- 雪を捨てる場所が無い
- 隣の窓、向かいの玄関ドアから丸見え
19年、青森市で外構&エクステリアを作り続けてきて、いつも思う、あまりにも多く、どうにも手遅れで、無駄でしかない事です。
堅い話になりがちですが、これから数回お付き合いください。
第1位 え!銀行融資に含められるの!
外構(エクステリア)工事は、新築時の融資に含めることが出来ます。
もちろん、住宅部分は住宅メーカー、外構部分は他社。なんて事も可能です。
大切なのは、融資の申請段階までに、外構工事のお見積り(金融機関によっては契約書)を準備しておくこと。
そのためにも、住宅と並行して外構工事の打ち合わせが必要なのです。
住宅メーカーさんは、住宅部分に最大のコストを使ってもらいたいのは当然なので、外構は後で落ち着いてからやればいいですよ~
とか言ってくるかもしれません。ひと冬越して落ち着いてから。それもわかります。
ただ、このインフレの昨今、今が一番安く工事できる時期なのです。
そして、住宅ローンを組む今が一番優遇金利でお金を借りられるのです。
弊社でも、リフォームガーデンローンというものを取り扱っていますが、
それでも、金利3.0~です。(ただいまキャンペーンで2.3%~)
先月家を建てたばかりなのに、違うローンを組んで、少し金利も上がって・・・
「住宅ローンで外構工事分も借りれるなんて知らなかった!」
と言われても、僕にはどうにも出来ません。
本当は、まずお金の話なんてしたくないのです。
ちゃんと外構の問題点を話したいのですが、
それでも少しの知識と、少しだけ早くに動く事で、
何万、何十万円という金利に差が出る部分ですので、ぜひ住宅営業、金融機関に相談してみて下さい。
そして住宅の設計と並行して、プロのエクステリアプランナーに相談してみて下さい。
次回からは、本題のプランニング編に移ります。