今年、7年ぶりに浅虫、湯ノ島への渡船が再開されました。
待ちに待った、カタクリに会いにいけます!
今年から、運営が変わり、名前も「カタクリ厄祓祭り」にリブランディングしています。
そういえば、神社あったもんな・・・
ネットから、運行状況や船の予約が出来るので便利になりました。
乗船場所はゆ~さ浅虫のすぐ東側の船着き場です。
私は間違って、以前のマリーナの方に行っちゃいました・・・
(廃虚、松園前と言った方がわかりやすいかと)
黄色いのぼりが目印です!!
あと、船(ボート)は濡れますので合羽持ちましょう!




高貴な紫、色気が有って、ほんと美人揃い。
うつむいて咲くカタクリは、斜面が似合います。
下から見上げて見れるんですよね。
カタクリは春の妖精(スプリング・エフェメラル)とも呼ばれ、
地面の中で8年ほどを過ごした後、ようやく花を咲かせます。
セミみたい。
エフェメラルとは、「はかない命」という意味で、
他にも、イチリンソウ、ニリンソウや、フクジュソウ、エンゴサクなんかがそう呼ばれます。


カタクリと同じくらい湯ノ島に自生している、
キクザキイチゲもそんな春の妖精。
青花、白花を見る事が出来ます。
湯ノ島は、軽く登山(というかトレッキング)なのですが、
山頂には、キクザキイチゲの群生がみられます。
頑張ったご褒美です。

参道は細く、
歩き慣れていない人には厳しいところもありますので、
不安な方は、トレッキングポールを持って行っても良いと思います。


カタクリは
万葉集にも読まれ、球根からは片栗粉もつくられ、
葉も食べられる、
日本人の生活に古くから関わり、愛されている植物です。
紫式部も愛でてたのかな、なんて思いながら眺めてました。

幸運を呼ぶ、
一万株に一花と言われる白花に今年も出会えました。
今年は近くに見れますので、望遠レンズ無しでも大丈夫!
3分の2くらいの標高、登山道に細い倒木があるのですが、
登りながらまたいですぐの場所です。(宝さがしみたい)
はたして、幸運な一年になるのだろうか・・・
答えは来年のこの時期に。
浅虫なので、天気予報を見ながらこの日!って決め、
スタッフにちゃんと行き先を話し、
堂々とサボり(笑)、
3時間で会社に帰ってこられました。
気軽に行けるのも浅虫の魅力。
ほんとは蛍火醸造でビール飲みたかったけど。
温泉も入りたかったけど。
泊まりたかったけど。
そんな素敵な「カタクリ厄祓祭り」は、4/13(日)まで。
急がなきゃ!