日々是好日

スタッフの募集と当社の考え方の変化

スタッフの募集をしています。

現場作業員(職人)と、
設計、積算、工事監理、営業・・・要は私のやっている仕事を少し受け持ってくれる人。

今回は長いので、下記のようなメニューになってます。
もちろん、全部読んで頂いても良いですが、興味のある所をどうぞ。

  1. 建設業の現在とこれから
  2. 雪国での作業員不足問題
  3. 仕事は無くならない!建設業の未来
  4. 人を育てて独立を支援。当社の求人のあり方

①建設業の現在とこれから

まず、建設業の話をしましょう。前回、AIの話をしました
今の業種が無くなるかもしれないとも。

AIの進化で、確かに効率は良くなります。事務職なんかは減っていくと思います。
設計、現場管理もDX化(デジタルによる効率化)が進むでしょう。
土木建設など大規模工事はDXによる機械化が進むので作業員も減っていくと思います。

それでも、建設業の作業員は人手不足です。
どんどん若い人が減り、高齢化が進んでいます。
大阪万博の開催が危ぶまれています。建築コストの上昇に加え、
大手のゼネコンですら人が集まらなくて困っているのです。

さらには、物流ばかり取りざたされていますが(実際、かなりヤバイのですが)、
建設業にも2024年問題が迫っています。

大型建設、建築は、とにかく工期が全てと言っても過言ではありません。
青森市では、この春、中三デパートの跡地に、スリーがオープンしましたね。
わかりやすく、商業施設の話をしますが、
企業は、莫大な借金をして、施設の計画を作ります。
計画にも費用がかかりますし、
土地を買うのも、解体するのも、工事を進めるのも、
そこには支払いが発生しているのです。
当然、金融機関から借りていますので、利息も支払っています。

ギリギリの工程を組んで、一日でも早く開業したいのです。
お客さんを、テナントを、入居者を入れたいのです。
無理やり人を集めてでも、夜間作業してでも、残業してでも、
工事を予定通りに完成させる。
そうしてくれる会社に工事を発注をするのです。

2024年問題により、残業時間の上限が制限され、今までの様な無理な突貫工事なんかは出来なくなります(当社は今でも残業時間を守っていますし、突貫工事を肯定している訳でもありません)。

作業内容は変わらない。労働出来る時間は減る。
当然、多くの作業員が必要になってきます。

そして、都会のゼネコンの大きな建設の話には留まらないのです。

②雪国での作業員不足問題

知っての通り、青森市は雪国です。

世界の気候に関する情報を発信している米AccuWeatherの情報によれば、人口10万人以上の都市の年間降雪量を比較すると、トップ10に、秋田市、富山市、札幌市と、日本の都市が4か所もランクインするそうです。

そして1位が我らが青森市!!

除雪の作業員は、冬期間の仕事が出来ない人、
現場作業員や、農家の方が多いです。

雪が降り続ければ、それこそ不眠不休で働き続けます。
だって、市役所はクレームの電話がなりっぱなし、
職員は、除雪業者の尻を叩くしか出来ないのですから。

それが今度は、尻を叩かれても、労働時間を増やすことが出来なくなります。
平均の積雪量で人員を確保していても、急な大雪が降れば対応はできなくなるのです。

そうして、除雪がされない、したくても出来ない道路が増えていきます。

よく除雪の愚痴を言う人がいますが、怠慢でそうなっているケースは除いて、
費用が無限にある訳でも無く、その中で苦心している事なので、お門違いだと思っています。文句はお天道様に言えばいいのに。

この問題は語りだすと、長くなり、口も悪くなりそうですので、
またの機会に・・・(苦笑)

③仕事は無くならない!建設業の未来

衣食住とは言いますが、大都市も地方も、人が生きていく上で、
建築(建設)の役割というのは大きいです。

住むところだけなく、仕事をするにも、お出かけするにも、
その先には建築があります。
そして、それを作る事は、どこまでもDX、どこまでもAI化は出来ないのです。
(当面は。出来るとしたら、世の中にロボットが普通に暮らすドラえもんの世界になってると思います。)

学んだ知識、磨いたスキル、それまでの経験が、
絶対に無駄にならないのです。日本が沈没しようと、世界で生きていける。
そんな職業です。

地域の生活を守るために必要な職種である建設業の作業員には、
これから将来性しか感じません。

④人を育てて独立を支援。当社の求人のあり方

どんどん、若いなり手が減っていく建設業。
どの同業者に話をしても、人が足りないって話が出ます。
このまま続くと、将来の地域社会はどうなるんだろう?
そう考えて当社は、

当社で長く働く作業員を育てるのでは無く、
地域で起業して、地域で雇用を作り、それを紡いでいく。
そんな人材を育てようと思いました。

仕事をしながらスキルを身に付けて、
やがて独立して、さらに若い人を育てていく。
現場に新しい感性を吹き込む。
若い建設業の社長が増え、そこに若い作業員が務める。

じゃあ、ウチはどうなるんだ?って思いますし(苦笑)、
同業他社からも、何競合増やしとんねん!ってお叱りを受けそうですけど、
それでもそれが、こらからの建設業の未来の在り方だと思っています。

独立、起業は、楽では無いですが、やりがい有りますよ!
僕が断言します。

今の時代は、恵まれていて、学ぶためのツールはたくさんあります。
昔の様に、弟子について、ひたすら同じ作業をやり続けて覚える時代では無いのです。
ホリエモンがお寿司の話で炎上していましたが、私も同意見です。

独立を希望する方には、目標を持って、道筋を立てます。
私の経験をしっかりと伝えます。
人にも寄りますが、5~7年間でスキルを磨いて独立して、
自分の会社を構えてもらう。
技術面はもちろん、経営面でも、自分の経験を伝えたいと思っています。

いつかは一国一城の主に(古いっ)。
そんな意欲のある人を望んでいます。
建設業が魅力的だと思ってくれる人が増えてくれることを願っています。
(独立起業を考えていない方でも、もちろんOKです)

Be-jobに広告、ハローワークに案内が出ていますが、
直接履歴書を送って頂いても結構です。

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