セダムは、その多くが北半球を原産とする、多肉植物です。世界で500種類以上も品種があります。日本でも、万年草(マンネングサ)と呼ばれ、長く愛されている植物です。名前からして、強そうですよね。笑
9月になり、セダムも変わった種類が入荷しましたので、ご紹介したいと思います。
セダムの育て方
セダムの置き場所
セダムの多くは、春秋型と呼ばれる生育タイプです。春と秋に生育し、夏と冬は休眠します。
特に、高温多湿が苦手なので、夏の間は水やりをぐっと控えて、風通しの良い日陰に移してあげましょう。軒下があれば、雨がかからず良いと思います。
一方、日当たりを好みますので、生育期の春秋は、しっかりと日光に当ててあげます。こうする事によって、これからの時期は、品種によっては紅葉も見られます。
セダムの植え付け時期
植え付けるのは、苦手な夏と、寒い冬を避けて、春秋に行います。乾燥を好む植物ですので、水捌けの良い、サラサラした土を用土にしましょう。植え替えたあとは、1週間程度は日陰で様子を見ながら、水やりを控えます。
地植えしたものは、まずは注意深く様子を見てあげて下さい。元気が無くなってくるようでしたら、環境が合わないので、すみやかに移植してあげましょう。
セダム ブルーエルフ
マイナス20℃!超耐寒性!らしいです。花壇のグランドカバーにも適してますね。
2016年のオランダプランタリウムショウで金賞を受賞した品種。
セダム パープルヘイズ
夏場はさわやかな青色で、秋になると紫に紅葉します。ちょうどこれから紅葉って感じですね。多少の寒さ(マイナス1~2度)にも耐えますので、霜に当てても大丈夫な、小さな花が魅力的な品種です。
セダム マジョール
パープルヘイズ同様、こちらも、小さなモコモコです。耐寒性が高いです。地植えしてあげても大丈夫。寄せ植えにも使いやすい感じですね。
セダム コミックトム
薄いブルーの葉の先端が、ほんのりと赤くなっていて可愛らしいです。これも寄植えに使えそうな感じ。
余談ですが、昔、コミックトムっていう月刊誌が有って、(横山光輝)三国志とか連載していたんですよ。
セダムを何点か紹介しましたが、いかがでしょうか?とても多種多様で、育てやすいですので、多肉植物の入り口にお勧めです。ぜひお気に入りの逸品をみつけて、大事に育ててあげて下さい。