庭のある暮らし

アジサイ(紫陽花)の剪定

アジサイの剪定

さて、お盆を過ぎました。
毎年、やらなきゃ~ってモヤモヤするのがアジサイの剪定です。

青森では、本来、お盆前には済ませたいのですが、ねぶたやら花火大会やら慌ただしいので、
8月中には〜って事にしています。

ちなみに、アナベル(アメリカアジサイ)は、雪囲いの前後でも大丈夫ですので、もう少し花を楽しんであげてください。

さて、そんなアジサイの剪定のポイントですが、実はたったの2つ。

  • ①剪定の時期
  • ②剪定の位置

これだけです。
それでは、会社のガーデンのアジサイを実験台に、もう少し詳しく見ていきましょう。

①剪定の時期

先ほども書きましたが、アジサイの剪定の適時は、今です。
7月中旬から8月中が青森ではいいです。出来ればお盆前で。
まだ、若干花を楽しめる時期で、心苦しくも有るんですけどね。

よく、アジサイの花が咲きません~って方がいますが、
ほとんどが、この剪定の時期の間違いです。

雪囲いの時期や、春一番で剪定をしてしまうと、
先端に出来ていた花芽を切り落とすことになってしまいます。
一枝、二枝は、花が減っても問題有りませんが、全体の刈り込むのは辞めましょう。

②剪定の位置

時期はわかった。じゃあ、花のどこを切るんだ?って話です。
という事で、ここからは、会社のガーデンのアジサイを実験台に、
実際に剪定をしてみましょう。

アジサイ

まずは、作業前です。
もう、モッサモサ。毎日見る度に心がモヤモヤします。苦笑。

中に何が有るかも見えませんね。僕のお気に入りスポットなのですが…

アジサイ

上から数えて、2~3節で切ります。
節のすぐ上で切ると、そこから殺菌が入って枯れる可能性がありますので、
1cmくらい上で切ってください。

節の数え方ですが、一番上の花の部分は数えませんので、あしからず。

アジサイ

形を整えながら、3節程度切り詰めました。
少しすっきり。
ただ、来年はここから延びた枝に花を咲かせますので、
もう少しコンパクトにしておきたいです。

アジサイ

という事で、さらに剪定。
すっきりしました。
ドラゴンの蛇口も見えてきました。(休眠中)

実は、2~3節以上切り詰めても大丈夫です。

翌年の花付きが少し悪くなったりもしますが、
アジサイは元々強健な性質。
あまり気にしないで、場所にあった大きさにサイズダウンするといいですよ。

買ったばかりの苗や、鉢植え、大きくしたい株は、
きちんと、2、3節で切ってあげると良いです。
花を早く積むことで、夏場の体力の温存につながり、
生育も良くなりますので、思い切って早めに剪定してあげましょう。

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